2014年4月15日火曜日

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とうとう100記事目ですがRSTに取ってはたいしたことではないのです

別に余裕ぶってるとか大物ぶってるとかじゃなくて

動画投稿の方が何倍の手間がかかるからです

そしてその動画数は900を超えています

これが10000記事目とかだったら自分を褒めます。

今日は「東京発異世界行き」を読みました

これはハルタという漫画雑誌で「ヒナまつり」を連載中の大武政夫さんの短編集です。

9作品が収録されていて、その中でも最も面白かったのは「こまきまき」という話です

ギャグ漫画というのは「ボケ」と「ツッコミ」が明確に区分されている作品が多いと思います(個人的なものですが)

大武政夫さんの登場人物はそのギャグ漫画におけるセオリーの「ボケ」と「ツッコミ」が曖昧です。(悪い意味ではございません)

さっきまでボケ側だった人間がツッコミに回ったりその逆だったり・・・「ボケ」と「ツッコミ」を曖昧にさせることで展開が読めません。

それが顕著だったのがこの「こまきまき」だとRSTは思いました。

そしてこの本の一番のお気に入りポイントは短編の話と話の間に挿入されている1ページ漫画です。

タイトルが「東京発異世界行き」と記してある様に表紙と目次が電車をモチーフにしています

しかし話の内容的には電車をモチーフにした話は一つもありません。

じゃあどこら辺が電車なのかというと先述した1ページ漫画です

この1ページ漫画が作品と作品を上手く繋ぐ、電車で言うならば「乗り換え」の役割を果たしていると思います。

この演出は近頃のスーパー戦隊の恒例行事最終回における次の年度の戦隊とのバトンタッチを彷彿とさせます

一見違う様に見える世界観でもだいたいみんな同じ世界に立っていることの現れだと思います。

1番それが現れているのは1ページ漫画もさることながらやはり表紙の電車の同じ車両に乗り合わせている主人公達でしょう。(ちゃっかりヒナまつりの新田さんとヒナちゃんが写っています)

きっと「ヒナまつり」の世界とも繋がっているんでしょうね。

この「東京発異世界行き」は買って正解でした!

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